こんな悩みを解決
- ADでも長期休暇をなるべく取るにはどうすればいいの?
- バラエティ番組と情報番組では休暇日数に差がある?
- やっぱり業界歴が短いADは休暇日数は少ない?
以上の悩みを解決出来る記事を用意しました!
テレビ業界で10年以上働いている僕が実体験を元に、
テレビへの転職を考えている初心者でもわかりやすいように解説していきます!
前半では「長期休暇を取るための番組選びの重要性」について、
後半では「ADでも長期休暇をなるべく取る3つの方法」について紹介していきます。
テレビ業界で働こうか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
【結論】長期休暇を取るには所属する番組選び最重要。
まず結論から説明すると、
長期休暇を最大限取るには、入社する会社ではなく番組選びが最重要です。
ちなみに長期休暇といえば・・・
- 夏休み(夏季休暇)
- 冬休み(年末年始休暇)
の2つに別れます。(この点は一般企業のサラリーマンと同じかも。)
夏季休暇の場合は1週間ほど(土日含む)
年末年始の休暇の場合は、30日〜3日まで休む事が多かったです。
しかし、いくらプロデューサーが「ADを休ませたい!」と思っても、
所属する番組のオンエアが毎週レギュラー放送&年末年始は特番オンエアという番組だと、単純に休ませるタイミングがありません。
もちろん、ADが多数配属されている番組であれば、
上記内容でもローテーションを組み、交代制で休ませる事も出来ますが、
慢性的な人手不足を抱えているテレビ業界ではそういう番組はかなり少ないので、
配属される番組によって長期休暇の運命は決まると言っても過言ではありません。
同じADでも業界歴によって休みの日数は異なる?
こちらも結論から言うと、全く関係ありません。
業界歴1年目〜ディレクター間近と言われる業界歴5年目以上のADも休みの日数は一律同じです。
この点は一般企業でも同じではないでしょうか?
ただ、同じADでも立場が上のAD(チーフADなど)は番組の要という事もあり、他のADに比べて休暇が後回しにされる事が多い為、
- 夏季休暇 → 秋頃(10月〜11月)
- 年末年始休暇 → 春頃(3月〜4月)
とかなり後ろ倒しになる事は良く聞きます。笑
ADでも長期休暇を多く取る3つの方法を解説。
ここからは実際にADを経験してきた僕が、長期休暇をなるべく取る3つの方法について解説していきます!
ADでも長期休暇を取る3つの方法
- 情報番組を担当する
- レギュラー放送+特番がある番組を避ける
- 視聴率が悪い番組を狙う
長期休暇を多く取るポイント①:情報番組への配属がおすすめ。
バラエティ番組と違い、情報番組では曜日ごとに班が別れており、
メモ
- 月曜班
- 火曜班
- 水曜班
- 木曜班
- 金曜班
と、5つの班に別れて番組を制作していきます。(※土日は完全休み)
なので、人員配置が一般的なバラエティより豊富&オンエアスケジュールに乱れが無い為、
週末の休暇はもちろん夏季休暇に関しては交代制で休み事が多く、
ディレクターから見てもかなり良い環境でADは仕事をしていたと思います。
長期休暇を多く取るポイント②:特番がある番組を避ける。
毎日仕事に追われるADにとって、迷惑でしかないのがレギュラー放送にプラスされる特別番組(通称:特番)
基本的に特番が組まれるという事は2時間〜3時間の長尺でのオンエアが主流で、
通常のレギュラー放送が30分〜1時間の事を考えると重荷でしかありません。笑
特番がある分、通常のレギュラー放送回がなくなればまだ良いのですが、
人気番組であればあるほどそういう事が無い為、休暇を重視するのであれば、
配属された番組のオンエア回数や特番の回数を過去1年分ぐらい事前にチェックした方が良いでしょう。
長期休暇を多く取るポイント③:視聴率が悪い番組を狙う。
あまり褒められた事じゃないんですが、
休暇を狙うならみんなが羨むようなゴールデンの番組に行くより、視聴率が悪くレギュラー放送回が良く飛ばされる番組に行くのがおすすめです。
- オンエア回数は少ない=業務が少ない=暇=休暇が取りやすい
自分自身もAD時代に10番組以上経験しましたが、視聴率が悪い番組ほど良く休めました。笑
少しでも休暇を長く取りたい方には非常におすすめです。
まとめ:ADでも長期休暇を取る方法3つ
ADでもなるべく多く休暇を取る為の方法をもう一度確認してみましょう!
ココがポイント
- バラエティ番組を避ける(情報番組に所属する)
- 特番が定期的にある番組を避ける
- 視聴率が悪い番組に所属する
自分の実体験から算出した方法なので、上記3つを意識して番組選びをして頂くと長期休暇を得やすくなると思います。
でわでわ