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【シンプル】ADに向いている人の特徴は?【結論:ありません】

2020年11月1日

しゅんたむ
前職はフリーター、現在はテレビ業界へ転職し現役ディレクターとして働いているしゅんたむ(@likeit_all)です。(゚∀゚)シャキーン

 

こんな悩みを解決

  • テADに向いている人は?
  • 逆にADに向いていない人は?
  • ADの適性などはある?

以上の悩みを解決出来る記事を用意しました!

テレビ業界で10年以上働いている僕が実体験を元に、

テレビへの転職を考えている初心者でもわかりやすいように解説していきます!

前半で「ADに向いている人・向いている人」について、

後半では「ADが続く人・続かない人」について紹介していきます。

テレビ業界で働こうか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね!

【結論】ADに向き不向きはありません。

まず結論から説明すると、ADに向き不向きはありません。

“ADに向いている人はどんな人?”と現場のスタッフに聞くと、だいたい以下のような回答が結論になる事が良くあります。

  • 忍耐力がある人(我慢強い)
  • コミュ力がある人
  • ディレクターやプロデューサーになる!という上昇志向がある人
  • 体力に自信がある人

もちろん、ADを続ける上で全て大事な事には代わりは無いのですが、

上記のような理由ってテレビ業界以外のお仕事でも普通に大事な事ですよね。笑

ブラックなイメージがあった昔と違い、今の時代はとてもホワイトな環境でADとして働く事が出来る為、

向きや不向きでADを志すのは非常にもったいないです。

ADを続ける上で必要な特徴(適性)は?

ADの向き不向きで言うと「ありません」という回答になるのですが、

ADが続いている(4年目以上)の特徴を解説すると、それは「どんな仕事でも余裕を持つ事」になります!

ADの仕事を一言で説明するとすれば、それは「準備を行う人」です。

ロケが行われるまでADの仕事をざっくりまとめると

  • リサーチ
  • 資料作成
  • ロケハン
  • ロケのスタンバイ
  • 本番(ディレクターの補佐)

大きく分けると上記の5つになります。

さらにテレビ業界の仕事について詳細知りたい方はこちらもどうぞ。

こちらもCHECK

【業界歴10年以上のディレクターが解説】テレビ番組制作の流れとは?

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ロケを無事に成功させる為には事前準備が全て。

特に、ディレクターから一目置かれる存在になるには、各業務に対して余裕を持つことがとても大事です。

例を挙げるとすれば・・・

会議の時に「この資料10部刷っといて!」と言われたらそれを鵜呑みにして10部刷ってしまう

ロケの準備をしている時にディレクターから「○○の小道具を買っといて!」と言われたらその通りの物しか買わない

ディレクターからリサーチを振られた時に「○○と○○を調べといて!」と言われたらその通りの物しか調べない

このようなADはぶっちゃけ2流です。笑

テレビ業界で働く場合、想定していた事が起きなかったり、

足りるはずの物がロケが進むにつれて足りなくなるという事が日常茶飯事です。

そんな時の解決策は、上司であるディレクターやプロデューサーから言われた事+α余分に必要な物を発注したり、予期せぬ事が起こる想定で対策を予め打っておく。

そうする事で仕事はもちろん、

心に余裕が生まれるので不測な事態にもすぐに対応ができ、直属のディレクターからの評価も高くなります。

比較的業界歴が長いADは上記の事が当たり前に出来る事が多いので、ぜひ参考にしてみてください。

ADが続かない人の特徴は?

これは結論から言うと、「テレビ業界全般の仕事内容を把握しようとしない人」になります。

テレビ業界は常に慢性的な人手不足な事もあり、その中でもADは特に多忙。

先輩のADから仕事をもらう際も、業務をこなす事の出来る最低限の情報しか与えられない事が多い為、

「今自分のやっている仕事が最終的にはどういう事に役立つのか?」という部分がわからずに仕事をする場合が多く、

ゴールがわからないまま仕事をスタートさせる1年目のADが、実は結構います。

最初はそのような感覚で仕事をしていても凌げる事が多いのですが「点と点でしか仕事をしていない」ので、

自分の仕事に意味や成果が感じづらくなり脱落していくADをたくさん見てきました。

テレビ番組は多くの人の協力により成り立っている

番組制作は非常に多くの人の協力で成り立っており、制作部門だけでも10種類以上の役職がります。

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キャリア10年以上の僕が教える!テレビ業界の役職・職種6つを解説

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なので、仕事を始める前に、

「なんで今回はこの企画がスタートしたんだろう?」

「あの人はどういう仕事の担当なんだろう?」

「自分の仕事は何の企画の為に行っているんだろう?」

と、自問自答してわからない事は先輩に必ず聞く。

そうやってテレビ番組の仕組みを把握しているADが、楽しく仕事をこなしている姿を良くみかけます。

まとめ:ADの向き不向きや続けられる人の特徴3つ

10年以上テレビ業界で仕事をしていた自分が感じた、

ADの向き不向きや仕事が続いているADの特徴をまとめると以下の通り!

ココがポイント

  • ADに向き不向きは無い
  • ADが続いている人の特徴は「余裕を持つ事」
  • ADが続かない人の特徴は「仕事の全体像を把握出来ていない事」

ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

でわでわ

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