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【業界新人向け】最短でADからディレクターに昇格する為の3つの方法

2020年8月5日

しゅんたむ
前職はフリーター、現在はテレビ業界へ転職し現役ディレクターとして働いているしゅんたむ(@likeit_all)です。(゚∀゚)シャキーン

こんな悩みを解決

  • ディレクターになるには何年の下積みが必要?
  • ディレクターに必要なスキルが知りたい
  • ADにも役職ってあるの?

以上の悩みを解決出来る記事を用意しました!

テレビ業界で10年以上働いている僕が実体験を元に、

ディレクターに必要なスキルをわかりやすいように解説していきます!

前半では「ディレクターなる為の下積み」

後半では「ディレクターに必要な3つのスキル」について紹介していきます。

ディレクターを目標にしている方は、ぜひ読んでみてくださいね!

【結論】ディレクターになる為の必要年数は3〜4年。

まず結論から言うと、ADからディレクターにあがるには、

担当している番組にもよりますが、だいたい3年〜4年程度かかります。(※バラエティ番組の場合)

ちなみに、朝のニュースや情報番組などはもっと早く、1年〜2年程度で昇格する人が多いです。

なぜバラエティ番組と情報番組でディレクターになる年数の違いがあるかと言うと、

それはオンエア回数の差が圧倒的に情報番組の方が多いからになります!

情報番組は月〜金放送、バラエティ番組は毎週放送。

優秀なADになるには、いかに多くの番組をこなしたかによって決まります。

  • バラエティ番組=毎週放送
  • 情報番組=月〜金の放送

週に1回放送するバラエティ番組と、週に5回放送する情報番組。

どっちが多く経験がつめるは、もうわかりますよね。笑

もちろん単純に放送回数だけで測れるわけではありませんが、

情報番組を担当するADがオンエアを多く経験するという意味で圧倒的に有利なのは事実です。

ADからディレクターになるまでのステップアップ(役職)はどんな感じ?

ADからディレクターに昇格するまでの役職の変化は以下の通り。(※バラエティ番組の場合)

  1. 雑用AD(1年目)
  2. ネタ担当AD(2年目)
  3. ネタチーフAD(3年目)
  4. チーフAD(4年目)

実は、一言でADと言っても役職は色々あり、

ADのゴールであるチーフADを1年〜2年担当した後、ディレクターに昇格する事が多いです。

同じADでも局員のADは出世が早い。

ただ、これは制作会社に所属しているADの場合なので、

テレビ局に直接雇用された人は、入社して半年でADからチーフADに昇格。

2年目にはチーフADとディレクターを兼務する事が多く、1年や2年でディレクターになる人は多いです。

最短でディレクターになりたい人は、制作会社ではなくキー局である

  • テレビ朝日
  • TBSテレビ
  • フジテレビジョン
  • 日本テレビ
  • テレビ東京

を狙いましょう。笑

『もっと詳しくテレビ業界の役職について知りたい!』という方は、下記を参考にどうぞ!

こちらもCHECK

キャリア10年以上の僕が教える!テレビ業界の役職・職種6つを解説

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最短でADからディレクターに昇格する3つの方法

以下では、ディレクターに昇格する為に必要なスキルを3つ紹介していきます。

自分の経験や他のディレクターからの情報をもとにまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!

ディレクターになるための必須スキル

  1. 編集ソフトをマスターする
  2. 番組の流れ(進行)を理解する
  3. チーフADを最短で目指す

必須スキル①:編集ソフトの扱いをマスターする

テレビ業界では、主にPremiere Proの編集ソフトをメインで仕様して作業をします。

メモ

Premiere Pro(プレミアプロ)とは、Adobe社が提供する動画編集ソフト。
YouTubeなどの動画サイトが広く利用されるが多い。

しゅんたむがADをしていた時代はAppleのFinal Cut Pro7が主流だったのですが、

ここ2〜3年で新しいOSのアップデートすると起動できなくなる事から、多くの人がPremiere Proに移行しました。

正直、全く編集ソフトを触った事が無い人からすると、

Premiere Proを起動しても全く何がなんやらわからないと思います。笑

また、この業界は人に教えるという文化が全く無く

先輩のADやディレクターの作業を見て覚える事が多いので習得が中々困難。

しかし、今はYouTubeなどで使い方をレクチャーしている動画が複数あるので、

まずは動画を見ながら操作方法を覚える事から始めるのが良いと思います!

必須スキル②:番組の流れ(進行)を理解する

ざっくりと番組の流れを説明すると以下の通り。

番組制作の流れ

  1. リサーチ
  2. ロケハン
  3. 台本作成
  4. ロケ
  5. スタジオ収録
  6. 編集
  7. MA
  8. オンエア

この流れを理解しているかしていないかで、

ディレクターから信用されるADなのかが決まると言っても過言ではありません。

まだ最初の頃はわからないと思いますが、このセクションは○○を行う所。

と理解しているだけでも全然違うので、いち早く理解する事をおすすめします。

必須スキル③:チーフADを最短で目指す

チーフADの質が番組の質と言い切れる程、チーフADは大事な役職。

なぜ最短でチーフADを目指すのが良いかというと

、今までディレクターに昇格した人でチーフADを経験しなかった人は1人もいないからです。

チーフADを経験しないとディレクターに昇格する権利すら無いので、仕事を早く覚えていち早くチーフADになるのが必須事項です。

ディレクター昇格に必要な3つの方法(スキル)まとめ

最後に、今回説明した内容をおさらいしておきましょう。

ココがポイント

ディレクターになるための必須スキル

  1. 編集ソフトをマスターする
  2. 番組の流れ(進行)を理解する
  3. チーフADを最短で目指す

上記3つの事を意識しながら仕事をするかどうかで、ディレクターをいかに早く経験出来るかが決まるので、

ぜひ頭の片隅に入れておいてほしいです!

でわでわ

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