こんな悩みを解決
- ディレクターに昇格したら給料や年収はADに比べてどのくらい上がる?
- 制作会社のディレクターとテレビ局員のディレクターの年収の差は?
- ディレクターとして稼ぐ一番良い方法は?
テレビ業界で10年以上働いている僕が実体験を元に、
ディレクターの年収・給料事情の実態を初心者でもわかりやすいように解説していきます!
前半では「ディレクターの年収・給料事情」
後半では「ディレクターとして効率良く稼ぐ4つの方法」について紹介していきます。
テレビ業界で働こうか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
【結論】ディレクターとして仕事がこなせるなら、月収50万以上は可能。
まず結論から説明すると、ディレクターとして仕事が出来るなら月収50万以上(年収600万)は十分に可能です。
例を挙げるなら、マツコ会議でお馴染みの田中Dは年収がなんと800万円とYouTubeの動画内で告白しています。
制作会社で年収800万は正直かなりスゴいです!
もちろん、所属している会社が“テレビ制作会社大手のシオン”という事もあると思いますが、
制作会社勤務のディレクターにとって、1つのロールモデルになった実例だと思います。
ADからディレクターに昇格すると、月収・給料はどれほど上がる?
実はこちらの記事で、ディレクターよりADの方が残業代が出る為月収が高い!とお伝えしましたが、
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【ADの年収・給料が安いのは昔の話】働き方改革により月30万以上可能
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実際問題、ほとんどの制作会社ではこの傾向が強いと思います。泣
しかし、全ての制作会社で残業代がADにキチンと支給される所が正直そこまで多くないので、
実際問題ディレクターの方が給料は高い事が多いのが現状です。
上げ幅で言うと、5万〜10万ほどでしょうか?
ADを目指すなら必ず残業代が支給される会社なのかを事前に聞く事が何よりも大事になります。
制作会社勤務のディレクターが稼ぐには企画を通す事が大事。
テレビ制作会社として1番利益が出るのが、自社で1番組を任せてもらう事。
では、どうすればテレビ局から1番組任せてもらえるのか?
答えは簡単、企画を通す事です。
企画が通る=番組が1つ決まれば、ゴールデンの場合番組予算は数千万円規模になってくるので、
会社としてそのような規模の仕事を持ってきたディレクターは必ず評価されます。
もし、ディレクターに昇格してさらに給料や年収を上げたい!と思うなら、
面白い企画を提出し、採用されるのが一番の近道になります。
制作会社勤務のディレクターとテレビ局勤務のディレクターの給料・年収の差は?
これも結論から言うと、ざっくり2倍ほどの差があります。泣
学歴が関係無いテレビ制作会社と違って、テレビ局に入社する為には公立の大学や、
私立で言うと早稲田・慶応などのトップレベルの大学を卒業した人材が求められます。
自分が番組を通して関わった局員の方の場合、最低でもMARCHレベルの大学を卒業した方ばかりでした。
テレビ局の社員は、まさにエリート集団とも言えるべき人材なので、年収の開きにも正直納得させられます。
ディレクターとして年収1000万を稼ぐ4つの方法
以下では、テレビ局員ではなくてもディレクターとして年収1000万を稼ぐ方法についてを紹介していきます。
全て実践すれば「年収1000万」への道筋が見えてくるので、ぜひ実践してもらえれば幸いです。
1:会社を辞めてフリーランスとして独立する
今までの話をまとめると、テレビ局員のディレクターが一番稼げると紹介しましたが、それはあくまで会社に所属している場合の話。
会社に所属している場合、ディレクターとして何本やっても基本的には固定給の為、直接給料として反映されませんが、
フリーランスの場合は「1本=○○万円」という契約なので、
仮に1本30万円の単価の場合、月に3本こなすだけで月に90万円。
それを通年かけて実行すれば、それだけで年1000万以上稼げます。
事実、自分の周りのフリーランスのディレクターに年収を聞くと、一番少ない人でも年収600万を下回る人は1人いません。笑
2:報酬単価の高いゴールデンの番組を担当する
当たり前ですが、「予算の高い番組=制作費にお金をかけられる」ので、予算が一番高いと言われるゴールデンの番組だと、人件費も高くなる傾向があるので、稼ぐ場合には非常に効率が良いです。
特に「総合演出・演出」というポジションを担当するディレクターなら、報酬単価も1本50万〜80万以上と破格の金額を頂けるので、かなりおすすめです。
テレビ番組制作の各ポジション(役職)について気になる方は、以下をチェックしてみてください!
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キャリア10年以上の僕が教える!テレビ業界の役職・職種6つを解説
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3:案件(仕事)を振れるディレクターが周りにいる。
ディレクターとして本数をこなせば必ず生じるリスクが、ロケや編集期間のバッティング。
番組の放送までのスケジュールはスタッフ側に合わせてくれないので、仮に2つの番組のレギュラーを担当するとして、
同じ日に編集とロケが重なってしまう・・・という事も容易に起こりえます。
そんな時にピンチヒッターとして、業務の一部を代わりにやってくれるディレクターが周りいるといないでは、本数をこなす上での安定感が雲泥の差。
もし、「本数をばりばりこなして稼ぎたい!」と思うなら、周りのディレクターに仕事を振っても大丈夫な環境作りを行う事が必須です。
4:プロデューサーやディレクター(演出)と仲良くなる。
フリーのディレクターにとって、番組の仕事をくれるプロデューサーとの関係値は非常に大事。
逆に言えば、各プロデューサーとなんの関係値も築けない状態で制作会社を辞め、フリーとして独立しても仕事が舞い込んで来るこはめったにありません。
制作会社に所属している間に色んなプロデューサーと交流を深め、自分というディレクターの存在をアピールする事が不可欠です。
又、ディレクターの中でも演出というポジションの人は、自分が仕事をやりやすいように中の良いディレクターを集める事が多いので、そういう人にも仲良くなる事が大事です。
まとめ:TVディレクターは好きな事を仕事に出来て高収入を目指せる職業。
ディレクターの年収・給料事情のポイントをまとめると以下の通り!
ココがポイント
- 制作会社のディレクターでも年収600万以上は可能
- しかし、会社に所属している場合は制作会社よりテレビ局の方が年収・給料は高い。
- テレビ局員より稼ぐならフリーランスになるのが近道
- その際に大事なのは、報酬単価が高い番組をこなす・案件を振れる仲間を持つ・プロデューサーと仲良くなる事
テレビ番組に少しでも興味があるなら、ぜひチャレンジしてみて欲しいです!
でわでわ
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