こんな悩みを解決
- テレビプロデューサーの仕事内容は?
- 苦労話など知りたい
- プロデューサーになるまでのルートを知りたい
以上の悩みを解決出来る記事を用意しました!
テレビ業界で10年以上働いている僕が実体験を元に、
転職を考えている初心者でもわかりやすいように解説していきます!
前半では「プロデューサーの主な業務内容6つ」について
後半では「プロデューサーの業務内容の詳細」について紹介していきます。
テレビ業界で働こうか悩んでいる方は、ぜひ読んでみてくださいね!
【結論】テレビプロデューサーの仕事内容は主に6つに分かれます。
テレビのプロデューサーといえば、いまいち何の仕事がメインなのか不透明な業種。
そこで、主にプロデューサーとしての仕事を以下6つにまとめてみました!
- 予算管理
- スタッフの労務管理
- 企画提出
- 接待(スポンサー・マネージャー・タレント)
- キャスティング
- コンプライアンスチェック
次からは、この6つの詳細について説明していきたいと思います。
1:予算管理
プロデューサーは番組内のスタッフの中で、唯一利益を出す事を考えている役職。
基本的にテレビ番組の収益として「番組予算−経費=利益」という図式になるので、
特に経費の部分についてはかなりシビアな判断が求められます。
番組の演出部分にお金をかけつつもその他の面では節制に務める。
しかし、節制に努めすぎるとスタッフの労働意欲の妨げにもなる為、
お金をかける部分とかけない部分のバランスを上手く取る事がすごく大事。
有能なプロデューサーに求められるスキルの1つになります。
2:スタッフの労務管理
テレビ業界において人手不足は永遠の課題。
近年はだいぶ労働環境は改善してきましたが、
「テレビ業界はブラックだ!」と間違った知識を持つ人が多い為、中々人が集まらないのが現状です。
人がいない=番組制作が進まない=既存のスタッフを辞めてしまう→人がいない・・・(以下ループ)
という負のスパイラルに陥らないようにするためにも、人材の確保はプロデューサーの非常に大事な仕事。
現在働いているスタッフが辞めないように、定期的にヒアリングや面談を行いガス抜きをしつつ、
新しい人材確保の為に日頃からアンテナを張り巡らせておく。
人がいない事には番組制作は出来ないので、
有能なスタッフを揃えられるプロデューサーは非常に高く評価されます。
3:企画提出
基本的に企画はディレクター+作家が考えて形にするのですが、
ディレクターから昇進してプロデューサーになる人も多いので、
そういう人は、企画を自分で練る事があります。
ただ、プロデューサーの仕事として企画を考える事はマストの仕事では無い為、
同じプロデューサーでも定期的に出す人と出さない人様々です。
しかし、テレビ局員のプロデューサーであれば、
編成やチーフプロデューサーから企画を求められるケースが多い&通りやすい事から、
企画を考える事がライフワークの人も多い傾向にあります。
4:接待
実は、接待もプロデューサーの良くある仕事の1つ。
ただどちらかと言うと、取引先や関係者の方に「気持ちよくなってもらう」従来の接待というよりは、
「仲良くなる」為の接待という意味合いがより近いです。
ようは、自分を相手に好きになってもらう営業的な意味合いになります。
プロデューサーは出演者もスタッフも人を揃えるのが一番大きい仕事なので、
「○○さんの為にスケジュールを空けた」「○○さんが携わる番組だから参加した」と言われれば、
プロデューサー冥利に尽きるのではないでしょうか?
番組に関わる様々な人から愛されないと務まらないのが、プロデューサーという職業になります。
5:キャスティング
番組内に出演しているタレント・文化人・スポーツ選手・俳優・アーティストなど、
番組に適した様々な出演者をキャスティングしているのがプロデューサーです。
特に収録の際には複数の芸能人が出演する為、いかにディレクターからの要望通りキャスティング出来るかがプロデューサーの腕の見せどころ。
このキャスティング時に普段から行っている関係者への接待の成果や、出演者の事務所との信頼関係の有無が如実に現れます。
人を揃えるのがプロデューサーの1番の仕事なので、
ここで全く仕事が出来ないと、次の番組放送回から外される・・・なんて事もあります。
プロデューサーの仕事として、キャスティングの成果が番組制作においてかなり見られるポイントなので、1番気合をいれて取り組むべき仕事の1つです。
6:コンプライアンスチェック
コンプライアンスチェックもプロデューサーの大事なお仕事の1つ。
テレビ業界で言うコンプライアンスチェックとは、
「ルールが守られているかをチェックする」という事。
- 各テレビ局のルール
- 法律のルール
- 倫理観的なルール
ジャンルで分けると、主に上記3つに分けられます。
特に難しいのが倫理観を守るルールで、なぜかというと明確な決まりが無いから。になります。
法律やテレビ局が定めているルールについては線引きがしっかりされていますが、
倫理観や道徳的な部分は個人によって受け取り方の線引きが大きく変わる為、
時代に応じて制作側も意識を変化しなければいけません。
例えば・・・
- 昔:女芸人のブスいじりは当たり前
- 今:芸人とはいえ、女性の外見を笑いに変えるのは女性蔑視だ!
- 昔:漫才などのツッコミで頭をたたくのは当たり前
- 今:ツッコミとはいえ暴力では?
上記2つのように、
時代によって物事の捉え方や考え方が違う為、どのような行為が視聴者を不快にさせるか?
という観点を常に持ち合わせなければなりません。
まとめ:プロデューサーは地味だけど重要な仕事ばかり。
プロデューサーの仕事をまとめると以下の通り!
- 予算管理
- スタッフの労務管理
- 企画提出
- 接待(スポンサー・マネージャー・タレント)
- キャスティング
- コンプライアンスチェック
ぜひ、参考にして頂ければ幸いです。
でわでわ
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